帝国ホテル東京メインダイニングで堪能する優雅な4品ランチコース

フレンチ

■ 総評
帝国ホテル東京のメインダイニング「レ・セゾン」は、クラシックと革新を高次元で融合させたフレンチの名店。洗練された空間と優美なサービス、一皿ごとの完成度が際立ち、特別なひとときを約束してくれる。

■ 店舗・雰囲気
ホテルの象徴的な一角に位置し、柔らかな光と落ち着いた色調の内装が上質な時間を演出。席間隔も広く、会話や食事をゆったりと楽しめる。スタッフの立ち居振る舞いも自然体ながら端正で、非日常感を高めてくれる。

店舗入り口
テーブルセット

■ 料理・ドリンク
・乾杯
看板シャンパン「ドゥーツ クラシック」。きめ細かな泡と柔らかな口当たりが、コースの幕開けを華やかに彩る。
・アミューズ
毛ガニの旨味を凝縮したひと口。海の滋味がすっと広がる。

毛ガニの旨味を凝縮したひと口

・前菜
アスパラガスに多彩な香りを詰めた一皿と、茸のピュレと柚子のムースリーヌ。香りと旨味の重なりが豊かで、軽やかさと力強さを兼ね備える。

アスパラガスに多彩な香りを詰めた一皿

・魚料理
桜葉を纏った鯖のグリエ。桜の香りとウドのほろ苦さが響き合い、春らしい清々しさ。

桜葉を纏った鯖のグリエ

・肉料理
仔羊骨付きローストは絶妙な火入れで柔らかく、アンチョビの塩味が旨味を引き立てる。

仔羊骨付きロースト

・デセール
新緑の菜園とルバーブのタルトレット、ピスタチオのタルトレット、ティムールペッパー香るフランボワーズソルベ。それぞれが異なる甘美の世界を描く。

新緑の菜園とルバーブのタルトレット

・食後
カフェ、ショコラ、オリジナルハーブティー、そして宝石箱のような焼菓子。二人で全種類を味わい尽くし、最後まで豊かな余韻が続く。

■ まとめ
「レ・セゾン」は、料理・空間・サービスの三拍子がそろった、帝国ホテルの象徴的存在。季節感を織り込みながらもクラシックの骨格を崩さず、心に残る時間を提供してくれる。また再訪を心から望む特別な一軒だ。

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訪問日:2025/04/15

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